熟知性の法則についてです。
名刺デザインの効果は初対面の人と名刺交換をした時だけでなく、名刺を渡したあとも効果的です。
その理由は、名刺は渡した後も相手の手元に残るので、繰り返し見られる事になります。
この”繰り返し見られる事”が実は大変重要です。
今回はその「熟知性の法則」(ザイオンス効果)についてまとめてみました。
※参考:法則のトリセツ 水野俊哉著
【何度も見かける人は好意をもたれやすい「熟知性の法則」】
心理学では「熟知性の法則」というものがある。
これは人は何度も顔を見かけた人に好意を持ちやすいというもので、
アメリカの心理学者ザイオンスの実験から名づけられた法則であり、「ザイオンス効果」とも言われる。
熟知性の法則やザイオンス効果とも言われるが、別名「単純接触の法則」とも言う。
例えばCMなどで何回も同じタレントを見かけると、そのタレントに対して好意を持ちやすくなるというわけだ。
あまりしつこくして逆に嫌われてしまうのは逆効果だが、相手の邪魔にならない程度に、
時を選んで「挨拶回りに行く」、といった営業態度は、この心理法則的には正しいということになる。
映画「仁義なき戦い」で菅原文太が、極悪非道な親分、金子信雄を称して「知らない仏より知ってる鬼じゃ」
と吐き捨てた名シーンがあったが、それは正しいのである。
【ザイオンス効果とユニフォーム効果】
今回は何度も顔をみかける事によって好感が得られる熟知性の法則(ザイオンス効果)についてまとめましたが、
第一印象を良くする「ユニフォーム効果」というのもあります。
ユニフォーム効果については、前回の記事にまとめてありますので、良かったら読んでみてくださいね。
今回は「熟知性の法則(ザイオンス効果」について。
広島の名刺デザイナー「名刺スタイリスト」の久保でした!
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