④デザイン制作
実際に名刺のサイズ内にレイアウトしていきます。
小さいスペースに載せる為、レイアウトの工夫や文章のまとめ方、言葉の選び方、文字のフォントやサイズまで気を配ります。
ここでも報告書作成の経験が役に立ちます。
「限られたサイズ内で、必要な情報をいかにわかりやすく伝えるか。相手に次の行動を取らせる為には、どういう表現が適切か」を考える事ができるからです。
ここで注意しなくてはならないのが、デザインはとにかくオシャレでカッコ良く作れば良いと言うわけではありません。
オシャレに作ろうと思えばどうしてもある程度の文章等の情報を削ってしまう必要も出てきます。オシャレにこだわり過ぎて情報を削り、本当に伝えなければならない情報まで削ってしまうと、その人の魅力や選ばれる理由が失われてしまいます。
そこで「デザイン性」と「情報伝達量」のバランスを取る事が重要となってきます。
イメージが大事な職業やお店の場合、例えば美容関係等ではオシャレだからこそ人が行きたくなると思うので「デザイン性」に比重をおいた方が良いでしょう。
この場合は情報を必要最小限まで削っていきます。
逆に士業や金融関係、高額な商品を扱っている方は信頼が得られる様な情報が入っているかという事に比重を置いた方が良いです。
その為、顔写真を載せたり、文章等の情報を多く載せた方が相手に安心感を与える事ができます。
この様にどういう人やお店なのかによってもバランスの取り方が変わってきます。ここでも優先順位をつける判断力が必要なのです。
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