⑤印刷
作成したデザインデータを印刷発注します。
私の場合、依頼者から特別な用紙の指定が無い場合は、印刷するタイミングで安い外注先を探し発注しています。当然の話ですが、印刷コストは出来るだけ安い方がたくさんの枚数を配る場合にお得です。
印刷コストが2000円の場合、珍しい用紙やインク等を使って1枚20円の名刺を100枚配るよりは、一枚10円の名刺を200枚配る方が多くの人に伝わります。クチコミ効果を狙うのであれば、同じ人に2枚以上渡してしまうのも良いかもしれません。
そして「ジラード250の法則」を考えればその効果の差はさらに大きくなります。
コストの高い珍しい紙を使えば名刺交換の際に話題にはなりますが、それは一時的な事であり、同業他社の中から選ばれる理由にはならないのです。私のスタイリング・プロセスで作った名刺では内容で十分相手に印象を与える工夫がされているので、用紙やインクにコストをかける必要はありません。
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