名刺スタイリスト(名刺専門デザイナー)のクボです。
今回は名刺デザイナーが教える「鳶(とび職人)用名刺デザイン」の作り方3つのポイントについてご紹介します。
鳶職人の方は企業や建設業者に渡す場合や一般の家庭の人に名刺を渡す機会があるようです。
鳶職というのは誰にでもできる仕事ではないので、その職人的なイメージをうまくデザインに取り入れるとカッコいい名刺になるでしょう。
鳶(とび職人)の名刺デザインのポイントは以下の3つです。
- 職人的で信頼できる雰囲気
- 業務内容をわかりやすく書く
- あえて親しみやすいデザインにする
それではご紹介します!
鳶(とび職人)用名刺デザインのポイント1:職人的で信頼できる雰囲気
鳶職というのは誰にでもできる仕事ではありません。
足場を組み、高所で働くというのはとても職人的な仕事だと思います。
そこで、名刺のデザインも“職人的”な雰囲気で作ってみるのはいかがでしょうか?
職人的で信頼感を感じる工夫としては、
- 配色を男らしい濃いめの色にする
- あえてモノクロのデザインにする
- 書体を楷書体や明朝体にする
- 資格を入れる
- 企業理念を入れる
- 厚めの名刺用紙にする
などがポイントです。
色は頼りになりそうな濃いめの色にすると信頼性が感じられます。
あえてモノクロの色にすることで職人的な重厚感がある雰囲気もでますね。
書体は読みやすいゴシック体も良いですが、雰囲気を重視するなら楷書体や明朝体も良いでしょう。
(小さい文字は読みにくいのでサイズ調整は行いましょう。)
信頼性という意味では資格を記載すると依頼する側も安心感があります。
企業理念を入れると仕事に対する想いが伝わります。
せっかく職人的な名刺にするのであれば、薄っぺらい頼りない紙よりも少し厚めのしっかりした名刺用紙を選びましょう。
鳶(とび職人)用名刺デザインのポイント2:業務内容をわかりやすく書く
鳶職人という仕事はなんとなくイメージできるのですが、一般の人から見るとわからない部分も多いです。
ざっくりと調べてみると、足場を組む“足場鳶”、建物の骨組みを作る“鉄骨鳶”、重量物の取り付けを行う“重量鳶”などがあるそうです。
「鳶職人は何ができるのか」業務内容をしっかりと書くことで仕事の依頼もスムーズになります。
業務内容をわかりやすく書く名刺デザインの工夫としては、
- ホームページのアドレスを入れる
- ブログへのアドレスを入れる
- 動画へのリンクを入れる
- 差別化できるウリを載せる
- 二つ折りや三つ折りの名刺にして情報量を増やす
などがポイントです。
名刺はスペースが小さいので、ホームページやブログへのアドレスを書いておきましょう。
問い合わせする前にまずはホームページで調べる方も多いです。
もし可能であれば、仕事内容の紹介動画を撮影しホームページに載せるのも良いですね。
それを名刺にQRコードとしてリンクし、すぐに見れるようにしておくとお客様もイメージしやすいので安心です。
会社独自の技術や方法などがある場合は他社との差別化にもなるのでぜひ載せましょう。
スペースが足りない場合は二つ折りや三つ折りの名刺にするなどスペースを増やすこともできます。
鳶(とび職人)用名刺デザインのポイント3:あえて親しみやすいデザインにする
一般的なイメージとして、鳶職人の方は怖い雰囲気に思っている人も多いと思います。
強くて頼りになる雰囲気がありつつもヤンチャな人もいますね。
そこで、あえて親しみやすい雰囲気の名刺デザインにしてみてはいかがでしょうか?
親しみやすさや安心感が名刺から感じられると仕事の依頼につながりやすくなります。
親しみやすさを感じる名刺デザインの工夫としては、
- 顔写真or似顔絵を入れる
- 仕事内容がわかるモチーフを入れる
- 会話のキッカケのネタ(趣味など)を入れる
- 角丸加工にする
などがポイントです。
顔写真や似顔絵があると親しみやすく、また同業者と一緒に仕事をする時に顔を覚えてもらいやすいですね。
鳶職人の名刺であることが一目でわかるモチーフ(イラストや写真)を入れておくと記憶にも残りやすいです。
お客様と関わる方が多い方、同業者と早く仲良くなりたい方は会話のキッカケになるようなネタを書いておくと話がしやすいです。
名刺の角を角丸にすることで親しみやすさを演出し、角が折れることを防ぐことにもつながります。
いかがでしょうか?
鳶職人というイメージをうまくデザインに落とし込めばとてもカッコいい名刺になります。
この記事が参考になれば嬉しいです。
名刺スタイリスト(名刺専門デザイナー)のクボでした。
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