名刺スタイリスト(名刺専門デザイナー)のクボです。
今回は名刺デザイナーが教える「鍼灸師用名刺デザイン」の作り方3つのポイントについてご紹介します。
鍼灸師の方からの依頼も何度か受けていますが、みなさん本当に想いを持ってお仕事をされているという印象です。
お客様の体に触れて不調を治すというお仕事ですか、相手の気持ちに寄り添って対応しているんですね。
名刺をデザインする時に技術面だけでなく、そういった想いを伝えることもお客様に選ばれる重要なポイントです。
お客様との距離を縮めることはもちろん、紹介をしてもらえることもあります。
鍼灸師用の名刺デザインのポイントは以下の3つです。
- 信頼性を感じるデザイン
- 親しみやすさや安心感を感じるデザイン
- 連絡先や地図などをわかりやすく表記する
それでは一つづつご紹介します!
鍼灸師用名刺デザインのポイント1:信頼性を感じるデザイン
鍼灸師は直接お客様の体に触れるお仕事です。
なので、「この人なら大丈夫!」と思ってもらえるような信頼性を感じるデザインにするのがおすすめです。
信頼できない人やよくわからない人に自分の体を触らせるのはかなり不安ですね。
信頼感を感じる名刺デザインの工夫としては、
- 資格を入れる
- 経歴を入れる
- 実績を入れる
- 座右の銘を入れる
- 仕事に対する想いを入れる
- メディア出演歴(情報誌など)を入れる
- 厚めの名刺用紙にする
などがポイントです。
鍼灸師の方は専門の学校などに行ってしっかりと技術を学ばれた方だと思います。
なので、資格や経歴を書いておいた方が信頼性が高まります。
「今まで○○人対応しました!」「この道○○年の実績!」など実績があれば載せておくとなお良いです。
座右の銘や仕事に対する想いなどを文章として載せておくと仕事に対する姿勢が伝わります。
もし情報誌などに掲載された経験がある方は記載しておくと話が早いです。
薄い名刺用紙ではなく、少し厚めの名刺用紙に印刷するだけでも印象が変わります。
鍼灸師用名刺デザインのポイント2:親しみやすさや安心感を感じるデザイン
信頼性も重要ですが、親しみやすさや安心感を感じるデザインにすることで相手との距離が近くなります。
ヘアサロンでもそうですが、話しにくいと気まずいんですよね。
体調のことなど、気になることを安心して質問できる関係性を築けるとお客様もお願いしたくなります。
親しみやすさや安心感を感じる名刺デザインの工夫としては、
- 顔写真or似顔絵を入れる
- ホームページのアドレスを入れる
- ブログへのリンクを入れる
- 動画へのリンクを入れる
- 会話のキッカケのネタ(趣味など)を入れる
- 角丸加工にする
などがポイントです。
顔写真や似顔絵は入れておいた方が顔が見えるので安心です。
今の時代、ホームページやブログは必ず入れておきましょう。
まだ来店&依頼されてない方に名刺をお渡しする場合、名刺を見たあとにかならずホームページ等にアクセスします。
最近流行りの動画があると施術する部屋の様子や対応する人の人柄などがわかりやすくなるのでおすすめです。QRコードなどのリンクを名刺に載せると効果的。
名刺にスペースがあれば会話のキッカケになるようなネタ(趣味や好きな球団など)を入れておくと相手との距離が近くなります。
名刺の形状も少し角を丸くすることで、やわらかい雰囲気になります。
鍼灸師用名刺デザインのポイント3:連絡先や地図などをわかりやすく表記する
もしまだ来店や依頼したことがない方に名刺をお渡しする場合は、連絡先や地図をわかりやすく記載しましょう。
ありがちなのは、いいな!と思ってもどこに連絡したらいいかがわかりにくい名刺があります。
これは非常にもったいないですね。
地図もわかりやすく記載することで、「あの辺りにあるのね!今度ついでに行ってみよう!」と行動を促しやすくなります。
連絡先をわかりやすくする名刺デザインの工夫としては、
- 文字のサイズを大きくする
- 年配の方でも読みやすい書体にする
- 電話番号やメールアドレスをわかりやすくする
- ホームページのQRコードをを入れる
- 検索窓を入れる
- 営業日を入れる
- 簡略化した地図を載せる
などがポイントです。
まずすぐに改良できるのは文字のサイズと書体です。
電話番号やメールアドレスの文字のサイズを大きくして、読みやすいゴシック体や丸ゴシック体などの書体にします。
これだけでも年配の方にわかりやすい表記になります。
ホームページのアドレスが長くて検索する時に文字入力が大変な場合は、QRコードを載せたり検索窓(○○で検索!)で載せても良いでしょう。
営業日や時間が記載していると便利です。
簡略化したもので構わないので、簡単な地図があると場所のイメージがしやすいですね。
いかがでしょうか?
鍼灸師という仕事は相手の体に触るのでいろいろと神経を使う大変な仕事だと思います。
それだけ想いを持ってやっている方も多いので、その想いを名刺デザインでしっかりと伝えましょう!
この記事が参考になれば嬉しいです。
名刺スタイリスト(名刺専門デザイナー)のクボでした。
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