名刺スタイリスト(名刺専門デザイナー)のクボです。
今回は名刺デザイナーが教える「電気工事用名刺デザイン」の作り方3つのポイントについてご紹介します。
まず電気工事会社の方はどういう人と名刺交換をするのかというと、大きく分けて「企業」と「一般家庭」が多いと思います。
基本的に企業向けの名刺と一般向けの名刺はデザインの考え方が違うのですが、今回の記事ではどちらでも対応できる内容になっています。
電気工事用名刺デザインのポイントは3つあります。
- 信頼感を感じるデザイン
- 親しみやすさやあたたかみを感じるデザイン
- 無くされない&無くしても見つけやすい
それでは一つづつご紹介します!
電気工事用名刺デザインのポイント1:信頼感を感じるデザイン
電気工事会社が名刺交換をする場面は企業や一般家庭向けに渡すことが多いと思います。
いずれにしても信頼性は重要な要素です。
どんな業種でも信頼性がない会社にお願いしたいとは思いません。
信頼感を感じる名刺デザインの工夫としては、
- ロゴを入れる
- 資格を入れる
- 企業理念を入れる
- 厚めの名刺用紙にする
などがポイントです。
個人事業主ならなくても構いませんが、電気工事をされている会社であればロゴを入れた方がしっかりした印象になります。
電気工事に関する資格を持っている場合は、記載しておいた方が信頼性が高まります。
企業理念を入れることによって、仕事に対する想いを伝えることができますね。
薄い名刺用紙よりも厚めの名刺用紙の方が頼りになる印象になります。
電気工事用名刺デザインのポイント2:親しみやすさやあたたかみを感じるデザイン
企業向けの名刺の場合は気にする必要はありませんが、一般家庭向けに渡す名刺の場合は親しみやすさやあたたかさを感じるデザインも良いと思います。
一般の方にとって、電気工事会社は縁遠い存在なので、少しでも距離を縮めることができれば何かあった時にお願いしやすいですね。
親しみやすさを感じる名刺デザインの工夫としては、
- 暖色系、またはトーンを抑えたあたたかみを感じる色にする
- 顔写真or似顔絵を入れる
- ホームページのアドレスを入れる
- 会話のキッカケのネタ(趣味など)を入れる
- 二つ折りや三つ折りの名刺にして情報量を増やす
- 角丸加工にする
などがポイントです。
会社のイメージカラーにもよりますが、暖色系やトーンを押さえた色にすると親しみやすいイメージになります。
顔写真や似顔絵があると、顔が見えるので安心ですね。
ホームページのアドレスもわかりやすく表記しましょう。今の時代、ホームページがない会社は依頼者から見ると不安です。
より親しみやすさを持って欲しい場合は趣味などを入れるのも良いですね。
情報量が多くて窮屈な場合は、二つ折りや三つ折りにしてページ数を増やしましょう。
名刺の形として、角丸にするとやわらかい印象になります。
電気工事用名刺デザインのポイント3:無くされない&無くしても見つけやすい
当然ですが、電気工事というのは日常的に必要というものではありません。
その為、せっかく名刺交換をしても無くされる可能性が高いです。
受け取った方も日が経ってからまた連絡したいと思っても名刺が見つからないと困ります。
これだともったいないですよね。
無くされにくい名刺デザインの工夫としては、
- 目立つ色を使う
- 印象に残るイラストや写真を入れる
- 二つ折りや三つ折りの名刺にするなど紙を大きくする
などがポイントです。
目立つ色を使うことによって他の名刺に埋もれず見つけやすくなります。(目立つ色=派手な色ということではありません)
電気工事の仕事ということがわかるような印象に残るイラストや写真を使うのもおすすめです。
そういったモチーフがないと、他業種の名刺と比べてもわかりにくいです。
二つ折りや三つ折り名刺など、紙自体を大きくするのも良い方法です。
名刺ケースやファイルに入れた時、若干厚みが出るので見つけやすいです。
いかがでしょうか?
電気工事会社の方は企業や一般の方と名刺交換をすると思いますが、せっかく交換するのであればしっかりとお客様に覚えてもらいたいですよね。
この記事が参考になれば嬉しいです。
名刺スタイリスト(名刺専門デザイナー)のクボでした。
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