名刺スタイリスト(名刺専門デザイナー)のクボです。
今回は名刺デザイナーが教える「社長秘書用名刺デザイン」の作り方3つのポイントについてご紹介します。
社長秘書の名刺デザインのポイントは以下の3つ。
- 基本的に会社規定の名刺デザインを使う
- 会社の顔として失礼のない名刺デザイン
- 会社のイベントやパーティーでも渡せる名刺デザイン
あくまで社内の一人としてのお仕事なので、会社の方針から外れた個性的な名刺デザインにするのはやめましょう。
そして、社長の裏方として名刺交換をする機会も多いと思いますので、最低限の名刺交換のマナーは知っておく必要がありますね。
それではどうぞ!
社長秘書用名刺デザインのポイント1:基本的に会社規定の名刺デザインを使う
社長秘書名刺の基本的な考え方は「所属会社の名刺をベースに考える」という事です。
それぞれ会社のロゴや書体が決まっている場合もありますので、それを踏まえることが重要です。
内容としては例えば、
- ロゴ
- 会社名
- 肩書き
- 名前
- 連絡先(住所、電話番号、E-mail、ホームページ)
- 業務内容
などでしょうか。
どれも一般的な名刺に記載する内容なので、一通り抑えておきましょう。
社長秘書用名刺デザインのポイント2:会社の顔として失礼のない名刺デザイン
社長秘書の方は社長不在の際に、代わりに名刺交換をすることもあると思います。
そんな時に会社の顔として恥ずかしくない名刺交換をする必要があります。
相手に失礼のない名刺デザインの工夫としては、
- 文字が小さすぎて読みにくい場合は大きくする
- 読み方が難しい名前の場合はふりがなを入れる
- 郵便番号を入れる
- シミや汚れがついていないかチェックする
- 角が折れていないかチェックする
などに注意しましょう。
文字が小さすぎて読めないと相手の方は不便で困ります。
名前をよく間違えられるという方はあらかじめふりがなを入れておくと名刺交換の時もスムーズです。
郵便番号を記載しておくことも忘れてはいけません。
郵便番号は入れなくても問題ないと思う方もいるかもしれませんが、年賀状などを送る際にわざわざ郵便番号を調べる必要があります。
シミや汚れ、名刺の角が折れているのはもってのほか。
名刺デザインだけでなく、名刺交換のマナーを身に着けておくことも大事ですね。
社長秘書用名刺デザインのポイント3:会社のイベントやパーティーでも渡せる名刺デザイン
社長秘書の方はイベントやパーティー等で名刺交換をすることもあるそうです。
イベントやパーティーでは一度に多くの人と名刺交換をするので、一人づつゆっくりとお話する時間はありません。
短い時間でも伝えたいことを効果的に伝える工夫が必要です。
イベントやパーティーで渡す名刺デザインの工夫としては、
- 業務内容を入れる
- 差別化できるウリを載せる
- 会話のキッカケになるネタを入れる
などがポイントです。
基本的な内容ですが、業務内容は載せておきましょう。
せっかくの名刺交換の機会なのに“何をしているのかわからない人”で終わってしまうのはもったいないです。
稀になにをしているのかわからない名刺をいただくことがありますが、記憶に残らないんですよね。
又、同業者と比べて差別化できるポイントがあるとより記憶に残りやすく仕事にもつながりやすいです。
社長秘書の方の名刺で同時に営業もできるのです。
スペースがあれば会話のキッカケなるような内容があると相手との距離を縮めることもできます。
いかがでしょうか?
社長秘書というのは社長を支える縁の下の力持ちという役割もあります。
名刺デザインを工夫し、会社の顔として多くの方とスムーズな名刺交換ができれば良いですね。
この記事が参考になれば嬉しいです。
名刺スタイリスト(名刺専門デザイナー)のクボでした。
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