名刺スタイリスト(名刺専門デザイナー)のクボです。
今回は「個人事業主名刺&起業名刺で失敗しない7つの法則」についてご紹介します。
個人事業主として起業や独立、開業したいという方は多いのですが、名刺は社名と名前と連絡先が載っていればよいと考えていませんか?
そこで質問です。
あなたが今までもらった名刺の中で、その人の顔や会話、お仕事内容を思い出せる名刺が何枚ありますか?
是非、名刺交換した後に収めた名刺ホルダーを見返してください。
知らない、何をやっているかわからない、覚えていない人は「存在しないのと同じ」です。
あなたが名刺ホルダーを眺めて思い出せないと思ったのと同じように、あなたもそう思われているかもしれません。
これではせっかく時間とお金をかけて起業の準備を進めても、仕事の依頼にはつながりません。
名刺交換をしても何をやっている人かわからないと思われたり、覚えてもらえない事は大きな機会損失です。
大企業なら会社名だけでも良いかもしれませんが、起業や独立した個人事業主の方はそれだけでは振り向いてもらえません。
当然ながら、知名度の低い会社や個人名だけでは選んでもらえないので仕事は来ないのです。
「知らない会社、何をやっているのかわからない会社に仕事は来ない」という事は十分認識しておきましょう。
「私は話上手でしゃべって伝えれるから連絡先だけわかれば良い」という方もいると思いますが、交流会やセミナーでは全員と一人ひとりとじっくりとお話する時間はありますか?
ササッと名刺交換をするだけという場合も多いです。お話する時間がなくても効果的な名刺だけ渡しておけば、それを見たかたから後日連絡をいただく事があります。
(実際に私は交流会の帰り際、エレベーターを降りる時に名刺だけを渡してほとんどお話できなかった方からも依頼が来ました。)
話上手である事はもちろん仕事をアピールするには有効だと思いますが、個人事業主用名刺&起業用名刺は「話ができない場合」もアピールする事ができるツールである事を知っておきましょう。
もう一度書きます。
「名刺は連絡先を伝える為だけのものではありません。」
どんな内容にしても印刷料は同じなのですから、連絡先だけの名刺なんてもったいない!
名刺はあなたの顔であり、分身であり、24時間働いてくれる営業マンです。
せっかく起業の準備を進めてきたのだから、失敗はしたくないですよね?
名刺をただの紙ではなく、効果的に仕事につなげるツールにしましょう!
パッと見で何をやっている人かわかる
名刺入れから自分の名刺を取り出し、“客観的に”チェックして下さい。
- 何をやっている人がわかりますか?
- 仕事を通して何を提供する、又は解決する事ができるのか伝わりますか?
- 会社名と個人名と連絡先を伝えるだけの名刺ではありませんか?
上記の答えがYESでなければ、何をやっている人かわからないので仕事にはつながりません。
あなたは何か困った時は「それを解決してくれる人」を探すはずです。
例えば効果的な経営戦略を行いたいからコンサルタントにお願いしたい。経理関係がわからないから税理士さんにお願いしたい。などです。
その時、名刺ファイルをパラパラと見ていくと思いますが、何をやっているかわからない人はスルーしていきますよね?
「問題を解決できる人の名刺しか目に入らない」のですから。
もしあなたの名刺が何をやっているかわからない名刺であれば、スルーされてチャンスを逃しているのです。
スルーされない人こそ「問題を解決できる人」であり、仕事の依頼につながります。
スルーされない人になる為には、個人事業主名刺&起業名刺から「何をやっている人がわかる」事が最低限必要です。
その際のポイントとしては
- パッと見でわかる。
- その業界の知識がない人が見てもわかる。
という事も重要です。
パッと見でわかれば名刺交換した瞬間に覚えてもらう事ができ、さらに名刺ファイルに収めても見つけてもらいやすくなります。
専門用語など、その業種のにしかわからない言葉で書くのもNGです。大抵、仕事を依頼したい時は本人の専門分野以外の問題や悩みについてです。
本人の専門分野なら自分で解決できるので仕事の依頼をする事はありません。その業種や業界の知識が無い人に向けてわかりやすく書く事で、仕事につながる可能性も広がります。
また、棚からぼたもち的な効果としては「口コミ・ご紹介をしてもらいやすくなる」という事です。
例えば私の場合は「魅力を伝える名刺を作ってくれる人」「しっかり要望を聞いて名刺を作ってくれる人」などですね。
何を提供できる又は解決できる人かをしっかり伝える事で、「○○する人、○○を解決してくれる人」という言葉で口コミやご紹介をしてもらいやすくなります。
自分が貢献できることを伝える名刺デザインのポイント
自分が貢献できる事を伝える名刺デザインの具体的な方法としては、
- 肩書き
- キャッチフレーズ(キャッチコピー)
- 魅力的な業務内容の説明文
などです。
これらを工夫する事で、パッと見で何をしている人かがわかり、名刺交換をした時も、名刺ファイルに保管された後も仕事につながりやすくなります。
シンプルなデザインの名刺が好みの方は業務内容を長々と書きたくないという方もいるかもしれません。
その場合は言葉を選んで短い文章で伝える事もできます。
名刺の情報を整理する事で、より持ち主に合う最適な名刺になります。
写真、イラスト、ロゴマークを使って忘れられない人になる
初対面の人と名刺交換をした時に最初に目に飛び込むのは写真やイラストなどの“イメージ要素”です。
パッと見の写真やイラストをキッカケに「オシャレですね!」「カッコイイですね!」「インパクトありますね!」というコトバをもらう事がツカミにもなります。
注:オシャレですね!の言葉“だけ”では個人事業主名刺&起業名刺としては不合格です。理由は後に書いています。
さらに、効果的なイメージは相手に印象に残す事も十分できます。
実は文字情報よりもビジュアルやグラフィック等のイメージ要素の方が人の記憶に残りやすいという事が、認知心理学などの記憶の実験で証明されています。
名刺交換の時に仕事につながらなくても、必要な時に思い出してもらえれば良いのです。
すぐに仕事が来ても、一年後に仕事がきても仕事は仕事です。
もちろんすぐに仕事につながるのが理想ですが、誰しも「すぐ」というわけではないのです。
例えば、保険の営業マンの場合。
現在は独身でも一年後の結婚を期に保険を見直したいという方は多いです。その時に思い出して依頼につながれば良いのです。
しっかり名刺を配るという「種まき」をしておくことで自然と仕事につながります。
覚えてもらえる名刺デザインのポイント
覚えてもらえる名刺デザインの具体的な方法としては、
- 顔写真
- 似顔絵
- ロゴマーク
- お花や自然等のイメージ写真
です。
よく名刺には顔写真を入れなさい!という営業マンの方もいますが、顔写真を入れる事に抵抗がある方はそれに変わるイメージ写真を入れる方法も良いです。
例えば女性ならお花や自然等をモチーフとしたイメージ写真です。これだけでも「イメージが記憶に残る」という効果を得られる事ができるでしょう。
ちなみに、私は個人事業主名刺&起業名刺で顔写真の掲載に抵抗がある人に無理して入れる事をオススメはしていません。
本人が名刺を配る事を躊躇(ちゅうちょ)してしまう為、配らないと名刺を作る意味も効果もありません。これでは本末転倒ですね。
さらに名刺デザイン制作を依頼される方に多いのですが、よく「インパクトのある名刺」を重視される方がいます。
確かにインパクトがあった方が印象に残りやすいのはありますが、「奇抜」という意味とは違います。
とにかく派手で目立つという「奇抜」ではなく、同業他社に埋もれない「際立つ」名刺デザインにする事です。
自分や企業のイメージにあった写真やイラストを選び、他のライバルとは一線を画す「際立った」ポイントを示す個人事業主名刺&起業名刺を作成される事をオススメします。
スムーズなコミュニケーションができる会話のネタを仕込む
スムーズなコミュニケーションができる会話ネタを入れておくことで、初対面の人とも一気に距離を縮める事ができます。つまりスタートダッシュが全然違うのです。
営業マンの話ですが、訪問営業で契約を結ぶには5回訪問する必要があります。
1回目のあいさつ、2回目はごきげん伺い、3回目で商談、4回目お見積りご提案、そして5回目で契約です。
もちろん業種によって違うとは思いますが、5回訪問する間には時間も人件費、交通費等のコストもかかっているのです。通年で考えると大きな負担です。
1回目や2回目の関係を深めるプロセスを最初の名刺交換で深めておく事ができればスムーズです。
又、営業には「雑談」が必要とも言われています。
いきなり仕事の話ではなく、雑談をする事で相手との距離を縮める効果があります。
雑談を通してお互いの事をしり、信頼関係ができてから仕事につながります。
信頼できない人に仕事を依頼したいと思いますか?
詳しくは下記のリンクを御覧ください。
参考:「初訪問なのにいきなり商談」で取引先が激怒!なぜ世間話のできない若手営業マンが増えたか?
円滑にコミュニケーションができる名刺デザインのポイント
個人事業主名刺&起業名刺に載せる内容としてオススメなのが、
- 趣味
- 出身地
- メッセージ(仕事に対する想い)
- 企業理念
などです。
いずれも自分でネタを話す事ができる。質問されても答える事ができるというのが共通のポイントです。
趣味は会話のキッカケとしても、自分の事を知ってもらう効果としてもオススメです。
特に、相手も同じ趣味であればプライベートでも仲良くできるかもしれません。
珍しい趣味であれば相手から質問をされるので興味を引くことができます。
出身地も自分を知ってもらうには良いネタです。相手も同じ出身地だとラッキーです。会話が盛り上がります。
地域性を重視するなら、応援している野球やサッカーのチームはオススメです。特に男性は同じチームのファンであればすぐに相手との距離が縮まる事でしょう。
仕事に対する想いやメッセージや企業理念も効果的です。
会話のネタにもなりますし、自分の想いを伝える事で信頼関係も生まれ仕事を依頼されやすくなります。
選ばれる理由を載せて仕事につなげる
人は理由があれば行動する。
そして理由が伝われば選ばれる。
だから「選ばれる理由」をこちらが用意する。『選ばれる理由:どうしても売上と利益が増えてしまう心理マーケティング』より。
何をやっている人かわかって覚えてもらえていたとしても、比較された時に自分を「選ばれる理由」がなければ仕事にはつながりません。同業他社へ流れてしまいます。
仕事やサービスを選んで欲しければ「選ばれる理由」が必要です。
考えてみてください。
- お昼ごはんはどのお店で食べるのか?
- 休憩時間に飲むコーヒーはどこのメーカーなのか?
- もしくはショップやコンビニなのか?
- どういう企業と取引きしたいのか?もしくは手を組みたいのか?
など、あなたは日々「選んでいる」はずです。
そして選ばれる人やお店、企業こそが利益を上げる事ができるのです。
選ばれる理由は言い換えれば、他社に負けない独自の「ウリや強み」です。
例えば、他社よりも品質が良い、デザインが良い、スピードが早い、価格が安いなどです。
選ばれる人になる名刺デザインのポイント
名刺にはこの「ウリや強み」という”選ばれる理由”を載せる事が重要です。
ウリや強みは本人が気づいていないケースも多いですね。
そこでヒアリングを行う事でウリや強みとなる切り口を探していくのですが、自分でも見つけるヒントがありましたのでご紹介致します。
- どこにも負けない「商品」「サービス」「技術」
- 「No.1」「オンリーワン」「日本初」「世界初」を見つける
- 感動的な「ストーリー」「人」を見つける
- 社内に浸透する「理念・哲学」を見つける
以上の4つです。
詳しくはこちらの記事を参考にご覧下さい。
参考:「選ばれるために必要なのは、「選ばれる理由」を知っておくこと。」
依頼やお問い合わせをしてもらいやすいように、連絡先をわかりやすく記載する
せっかく仕事の依頼をしたいと思っていても、連絡先がわからなければ連絡できません。
連絡先が書かれていない名刺を見たことがありませんが、とても読みにくい名刺はたくさんあります。
例えば、明朝体で文字が小さくて文字の間隔がとても狭い名刺。これはとても読みにくいです。
気になる方はお手持ちの名刺ホルダーから探して客観的にチェックしてみましょう。
連絡先はわかりやすく記載するといっても、事務所電話、ファックス、外線用電話、個人用携帯電話、パソコン用メールアドレス、携帯電話用メールアドレス、Facebook、LINEアカウント…といくつも連絡先を書いている人がいますが、これもNGです。
これではどれに連絡すればわかりませんし、連絡を受けた方も確認をし忘れて折り返しするのが遅くなる事もあります。
最悪の場合は全く気づかずに放置しているかもしれません。
仕事につながる名刺デザインのポイント
オススメはメインで使っている電話番号やメールアドレスなどの連絡先に絞って記載する事です。
これですぐに折り返して返事する事ができますし、確認し忘れる事がなくなります。
個人事業主名刺&起業名刺には連絡先をわかりやすく書く事で、スムーズに仕事につながります。
ホームページやブログをされている方は、仕事を受注する目的のサイトであればアドレスを載せましょう。
ホームページやブログは仕事を依頼するか“検討している方”に向けて「名刺で伝えられない情報を伝える」媒体です。
いきなり電話をかけるほど前向きではないが、知りたい!興味がある!という方はホームページやブログを見てチェックします。
ホームページやブログのアドレスを載せる事で、名刺を見る→気になるので詳しく知りたい→ホームページやブログへ→仕事の依頼・お問い合わせと、こちらもスムーズに仕事につなげる事ができます。
URLアドレスの代わりに「○○で検索」という検索窓を載せるのも効果的です。
URLアドレスの文字を一つ一つ入力する手間が省けて、よりアクセスしてもらいやすくなるでしょう。
例えば私の場合は「名刺スタイリスト」と検索すればyahooやGoogleで検索上位に出てきます。
検索上位される会社名やキーワードがある方はこの方法もオススメです。
補足ですが、メールアドレスについてhotmail等のフリーアドレスを使用している方はNGなのでやめましょう。
hotmailを昔から使っている方には無料で便利だからと使い続けている方が多いのですが、ビジネスで使うメールアドレスとしては信頼性が低く、スパムやウイルス等の迷惑メールが来るのでは?メールが間違いなく届いているのか?という不安を与えてしまいます。
何より、「このアドレスでビジネスをやっていて大丈夫?」と信頼性が得られません。
理想なのは契約しているプロバイダーのメールアドレスです。
最近ではGoogleが提供しているgmailのメールアドレスを使用している方も多いです。
gmaiも無料で使用できるアドレスですが、迷惑メールのフィルター機能が強く、Googleのクラウドサービス(無料)を利用して、大きなサイズのデータのやりとりもできます。
ひとりよがりな伝え方でなく、顧客へのメリットを伝える
起業や独立、開業をされている方で個人事業主名刺&起業名刺を作る際に陥る「落とし穴」があります。
それは…
「一人よがりな伝え方」
です。
起業や独立される方はとても熱い気持ちとヤル気を持っている方が多いです。
稼ぎたい!儲けたい!という気持ちは十分わかりますし、「社会や世界に貢献する企業になる!」くらいの大きな大志を抱いている方もいます。
もちろん大きな夢は必要です。社会貢献できる企業が評価される時代でもあります。
ですが、名刺に載せる内容で、大きな夢だけでは不十分です。
社会や世界に貢献する事が、あなたの顧客にどういうメリットがあるのでしょうか?
仕事につなげていくためには、しっかりと顧客に対するメリットを示し選ばれる必要があるのではないでしょうか?
個人事業主名刺&起業名刺の最終チェックとして、「ひとりよがりな伝え方になってないか?」を今一度客観的に考え、顧客の心に刺さる伝え方にしましょう。
起業に対する想いが強すぎて客観的かどうかわからないという方は、お友達や家族など、その業界に詳しくない人に見てもらう方法もオススメです。
多く配れる様に印刷コストはできるだけ安くする
名刺に載せるデザインや内容が決まったらあとは印刷です。
この時注意したいのが「印刷料」です。印刷料が高いと経費を圧迫してしまいます。
せっかく起業の準備を進めたのに、余計な経費がかかってしまうとすぐにガス欠になります。
もし100人と名刺交換を行い、5人から依頼があるのなら、200人と名刺交換を行ったら10人から依頼される事になります。
つまり、単純に考えて名刺交換は多くの人とする方が仕事が得られやすくなります。
そこで印刷料を抑える事で多くの人に配る必要があります。
配った人の数だけ「種まき」であり、将来(もしくはすぐに)依頼につながり花咲く時がきます。
交流会やセミナーで名刺交換をする事が多いと思いますが、高級な名刺を持っている方で名刺交換を躊躇(ちゅうちょ)される方がいます。これは非常にもったいない。
せっかく名刺を持っているのに配らないという事は、仕事につながるチャンスを逃していると同じ事です。
これでは本末転倒ですね。
せっかく会社の代表となったからと、高級感のある豪華な名刺にしたいという気持ちもわかりますが、オススメはしません。
名刺の高級感と、あなたに仕事を依頼する事は無関係だからです。
仕事につながるかどうかは紙の質感で決まるのではなく、「記載されている内容(=伝え方)」なのです。
高級な紙の名刺を持つことは、事業が軌道に乗ってからでも遅くはありません。
少し気持ちを抑えて、地に足の着いた個人事業主名刺&起業名刺にしましょう。
(私の場合、事務所費や人件費がかからないため、印刷料は一般的なデザイン会社と比べて安く料金設定をしています。)
まとめ:名刺という小さな世界の中にどこまであなたを表現できるか?
今回は個人事業主名刺&起業名刺についてご紹介しました。
私は名刺スタイリスト(名刺専門デザイナー)として様々な名刺を作ってきましたが、やはり、起業や独立される方は並々ならぬ想いがあります。
前職を辞めて起業を選ばれた方、家族や周りの人の状況で個人事業主という働き方を選んだ方など様々です。
共通するのは“人生を変える思い切った決断をされているという事”です。
私はその想いを、「名刺」という小さな世界の中に、効果的に表現したいと思い作り続けています。
個人事業主名刺&起業名刺のデザインは人それぞれなので、決まった答えはありませんし、少しでも良い名刺を作りたいと日々研究しています。
お仕事内容やその人の性格やブランディングによって名刺に掲載する内容の優先度が変わります。
実際は依頼者一人ひとりにしっかりとヒアリングを行い、今回まとめた内容をベースにして依頼者に合わせて調整していきます。
オーダーメードの服を作るときはその人の体格によって、背丈、裾の長さ、胴回りなどを調整します。
それと同じで、名刺も持ち主に合わせて、様々な調整を行うという事です。
そうする事により、一人でも多くの方が名刺の楽しさや効果を実感してもらえたら名刺デザイナーとして嬉しいです。
今回の記事は起業や独立をされた方、個人事業主の方に少しでも参考になれば嬉しいです。
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