名刺スタイリスト(名刺専門デザイナー)のクボです。
今回は「自分のキャッチコピー例から学ぶ名刺の肩書の効果とは?」についてご紹介します。
あなたは自分のキャッチコピーはありますか?
キャッチコピーやキャッチフレーズがあるだけで、自分の魅力を相手に印象付ける事ができます。
キャッチコピーの効果はそれだけではありません。
少し背伸びしたキャッチコピーを付ける事で自分が成長しようと頑張ります。
こういう効果を含めて、今回は自分のキャッチコピー例から学ぶ名刺の肩書の効果についてまとめてみました。
※参考:スピードブランディング
キャツチコビーにふさわしい人になる
ブランドを作るときには、自分でキャッチコピーをつけることは重要なステップですが、名前をつけるだけなら誰でもできます。
大事なことは自分の知識を高め、相応の実績を出すことによって、そのキャッチコピーにふさわしい人になれるかどうかなのです。
たとえばメルマガコンサルタントとして有名な平野友朗さん。
平野さんが「メルマガコンサルタント」という一肩書をつけたとき、自分がその時点で考えた「メルマガコンサルタント」としてのふさわしいイメージや能力というのは、以下のようなものだったそうです。
- メルマガに関する取材を受けており、メルマガに関する連載を持っている。
- メルマガに関する書籍を執筆しており、メルマガの読者数が5万人以上。
- 人を引きつけるライティングができ、品質のよいメルマガを継続して出している。
- 「メルマガコンサルタント」といえば、平野といわれるようになる。
- メルマガについて質問をされたら即答できる。
彼はこのような条件を自分で想定し、そうなれるように日々情報収集し、アウトプットもし続けました。
関連する書籍を見つけたら必ず読み、メルマガに詳しそうな人がいたら実際に会って意見交換をするなど、「メルマガコンサルタント」の名に恥じないよう相当の努力をされたのです。
その結果、「メルマガコンサルタント」として、他の追随を許さないポジションを得られたというわけです。
どんなに立派な肩書やキャッチコピーをつけても名前負けしたら、ブランディングどころではありません。
キャッチコピーをつけたからには、積極的に知識を吸収し、その名にふさわしい人になれるよう努力することが重要なのです。
プロレスラーから学ぶキャツチコピー
プロレスの世界も「燃える闘魂」アントニオ猪木なのど、大物レスラーほど、特長を表すキャッチコピーがありました。
参考になると思いますので、有名なところを紹介します。
- 80歳近くまで現役を続けた「鉄人」ルー・テーズ
- 頭がい骨締めが得意技の「鉄の爪」フリッツ・フォン・エリック
- 頭突きが得意技の黒人レスラー「黒い魔人」ボボ・ブラジル
- 怪力技が得意な「人間発電所」ブルーノ・サンマルチノ
- 225cmの文字通り「大巨人」アンドレ・ザ・ジャイアント
- テキサス出身で気性の荒い「荒馬」テリー・ファンク
- 火を噴き、凶器を使う悪役レスラー「アラビアの怪人」ザ・シーク
最近の話題の人では、K1で活躍中の「反逆のカリスマ」魔娑斗や、「神の子」山本KID徳郁、「戦うフリーター」所英男らでしょうか。
もともとは、プロレスという興行を盛り上げるためのプロモーションでつけられたのだそうですが、こうしたキャッチコピーを聞くだけでそのキャラクターが伝わってきたり、凄みを感じたりしませんか?
本当に特長をよく捉え、上手につけたものだと感心します。
レスラーのネーミングはある意味、究極のキャッチコピーといえ、非常に参考になると思います。
あなたも勇気をもって是非、「○○の○○」と呼ばれるようなオリジナルの肩書を考えてみて下さい。
それについて他人からどうのこうのなどとは言われません。
ハッキリ言って先に言った者、作った者勝ちです。(笑)
その肩書が定着すれば、きっとあなたもその分野での第一人者として認識されるのでしょう。
肩書は自分の軸になる
私の好きなマンガ「スラムダンク」の桜木花道のセリフにこういうものがあります。
「バスケットマンですから」
桜木花道のアイデンティティでありキャッチコピーでもあります。
何か挫けそうな時、迷う事があった時はこのキャッチコピーが支えになります。
それと同じで、肩書を付ける事は自分のワークスタイルや考え方の中心の「軸」になります。
もし何か迷う事があった時、自分の肩書の理由を考えてみてください。
その肩書を付けた理由を思い出す事で、自分の軸が太く成長すると思います。
今回は「自分のキャッチコピー例から学ぶ名刺の肩書の効果」についてご紹介させていただきました。
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