名刺スタイリスト(名刺専門デザイナー)のクボです。
今回は名刺に使う配色イメージのおさえるべきポイントについてご紹介します。
配色は相手に与える印象を変えてしまいます。
自分の伝えたい印象とマッチしていれば効果大ですが、間違っていればマイナスのイメージを与えてしまいます。
今回はデザイン初心者の方にもわかりやすい名刺デザインにつかう配色についてまとめてみました。
※参考書籍「会社と仕事を変えるデザインのしかけ」
名刺に使う配色イメージのおさえるべきポイント
名刺デザインにおいて、配色を決める際に注意するポイントがあります。
- 自分の好き嫌いで色を決めない
- 色には二面性がある
自分の好き嫌いで色を決めない
例えばクライアントの要望はデザインで「清潔でクリアな印象を伝えたい」との事。
白をベースにしたデザインでスタートしたものの、クライアントの好きな色が黒。
しきりに黒を使うように言われてしまったのです。
黒の特性が清潔でクリアな印象では無いので、黒を使って清潔でクリアなデザインを表現するというのは無理がありますよね。
結局は目的を達成できないデザインが出来上がってしまったそうです。
ちなみに…個人用名刺依頼の場合ですが、私はヒアリングで好きな色を聞くようにしています。
企業経営者の依頼の場合は企業カラーで名刺デザインを行いますが、個人用名刺の場合はその人の好みを知る事でその人らしさが名刺デザインで表現できると思います。
色には二面性がある
例えば、重厚で伝統的な印象を持ってもらうことを目的にしたデザインの場合、茶色を使えば十分に目的を果たせますが、見方を変えれば古臭い印象を与える可能性もあります。
この場合、これが正しいと認識して下さい。
先進的な印象も与えたいと欲張らない事が大切です。
どちらも求めると中途半端な印象になってしまいます。
自分、または自社のイメージをどの方向性で伝えたいのか整理りして名刺デザインの配色を決めていきましょう。
名刺に使う配色イメージのおさえるべきポイントまとめ
配色は名刺デザインだけでなく、企業イメージをにも関係する大事な要素です。
配色を考える事は企業の方向性、ブランディングを考えると言ってよいでしょう。
それだけ色は大事に捉えていただきたいですね。
今回は「名刺に使う配色イメージのおさえるべきポイント」についてご紹介させていただきました。
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