「営業の神様の顧客獲得術とは?」についてです。
ギネスブックに世界一の営業マンとして登録され、営業の神様と呼ばれるジョー・ジラード氏。
彼はどのように顧客を獲得していったのでしょうか?
今回はその秘密についてまとめてみました。
※参考:私に売れないものはない! ジョー・ジラード著
【会う人すべてが顧客】
第二次大戦後のまだハドソンの車が走っていた頃のことを覚えている人は少ないだろう。
当時のように、四輪なら車だろうが何だろうが、何力月、あるいは何年も待たないと入手できなかった物不足の時代でさえ、ハドソンはなかなか売れる代物ではなかった。
ある日、ラスベガスで知り合った人と話をしていると、彼が非常に金持ちだということがわかった。
自動車ディーラーをやっててもう十分稼いだために引退したと言ぅのだ。
何を売つていたのか尋ねると、 ハドソンだと言う。私は信じられなかった。
どうやったのか教えてもらった。
彼は一つのルールを決め、それを自分の下で働くセールスマンだけでなく、整備士や事務員など全員に守らせていた。
彼は誰かに会ったり、電話をしたりする際、用件に入る前に必ず
「自動車を買いませんか。待たずに今すぐ買えますよ」と尋ねた。
それがルールだった。
この方法で誰も売ることのできない車を売ってビッグ・ビジネスを築いたのだった。
これは会う人すべて仕事に関係のある人全てに名刺を配るのと同じことだ。
自動車を必要としている人はいるのだから、名刺が人から人へ伝って最終的にその時に欲しいと思っている人の手に渡る可能性がある。
そして自分の顧客になる。
その名刺にいくらかかるだろうか。ただ同然だ。1000枚9ドルくらいだろう。
だが、 1000枚配って一台売れたらコストとも言えないほどで、割が良すぎるくらいだ。
名刺の効果的利用、つまり「いつも山のように持ち歩き、どこでも配る」ことは、最もコストのかからない顧客開拓手法の一つだ。
今説明したいろいろな方法でばらまく以外に、私は名刺を顧客紹介システムにも利用している。
「ジラードの250の法則」は、誰かを敵に回したらどういう結果になるかを教えてくれる。
しかし、それ以上に重要なのは、友人であり支援者である満足客ができたときどうなるかについても教えている。
では、250人それぞれのポケットにあなたの名刺が入っていたとしょう。
彼らが何もしなくても、何かの拍子にそれを引っばり出すことがあればどうなるか、わかるだろう。
ビジネスは友情ではなくマネーだ、と言うかもしれない。
では、あなたのことが好きで、あなたの名刺を持つこの250人が、さらにあなたを他の人にも紹介するインセンテイブを与えられていたらどうだろうか。
つまり誰かを紹介したら現金をもらえたり、食事への招待や車の無料サービスを受けられるといったことだ。
私が顧客紹介システムと呼んでいるのは、基本的にそういうものだ。
あなたもいろいろな組み合わせを自分なりに考えて、勝利を導けばいいのだ。
しかし、その前に、私が独自の顧客紹介システムをどうやって構築し、ほんのわずかな出費で毎年550台のセールスを生むようになったかを教えよう。
電話、郵便ポスト、ペン、見込み客ファィルと名刺があればもう最高のビジネスツールは揃つている。
私の知らないツールを知っている人もいるだろう。
私にもセールスについて知らないことがあることは重々承知している。喜んで認めよう。
だが、このビジネスで私より成功した人がいるとは認めるわけにはいかない。
だから、私の言うことを信じても大丈夫だ。
たったこれだけのツールでも使い方次第であなたもスター・セールスマンになれる。
私が保証する。
【まとめ:アナログなツールも活用次第で効果的な営業ツールに!】
現在ではFacebookやTwitterなど、SNSサービスもありますが、このジョー・ジラード氏はそのようなものがない時代から
「電話、郵便ポスト、ペン、見込み客ファィルと名刺」というアナログなツールのみで顧客を開拓していき世界NO1のセールスマンとなりました。
このようなデジタルツールが発達していても名刺はまだまだ活用できます。
リアルで会う場合には最強の営業ツールでもあります。
詳しくは下記の本に載っていますので、営業成績を上げたいビジネスマンの方、経営者の方は是非名刺を活用して利益アップを目指して下さい!
今回は「営業の神様の顧客獲得術とは?」について。
広島の名刺デザイナー「名刺スタイリスト」の久保でした!
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