名刺スタイリストのクボです。
最近はありがたい事に他県からのお仕事の依頼も増えています。しかし、その分スケジュール管理が難しいと感じる今日このごろ。
個人事業主やフリーランスの人は通常の業務以外にも自分自身で営業や電話対応、サポートまでこなさなくてはいけない人も多いと思います。
仕事の依頼がある事は嬉しいですが、時間に追われてヘトヘトになっていませんか?
そこで今回は時間の使い方が学べる「カエルを食べてしまえ」という本をご紹介します!
この本は2002年に出版されていますが、時間管理の考え方を学べる本として有名で、何度も増刷されているようですね。
ページ数も少なく、シンプルな言葉とわかりやすい事例でとても読みやすいです。
先日の連休も仕事に追われていたので改めて読み返してみましたが、1~2時間程度でサラッと読めました。
本の中から誰にでも役立ちそうなポイントを3つご紹介します。
- 行動する前にしなければならないことをリスト化せよ。
- あなたの仕事をランク付けしよう。
- デスクの上を片付けることから始めよう。
行動する前にしなければならないことをリスト化せよ
「象一匹を食べるにはどうすればいいか?」という昔ながらの問題をあなたも知っているだろう。答えはもちろん、「ひと口ずつ食べる!」だ!
では、あなたの最大にして最も醜いカエルはどうやって食べればいいか?これも同じである。つまり、いくつかの段階に分け、最初のものからとりかかればいいのだ。
これがグズグズせずに生産性を高めるための重要なコツである。
難しい仕事はどうしても後回しにしがちですよね。
「最大にして最も醜いカエル」というのは最も困難な仕事の例えです。困難な仕事を終わらすには、いくつかの段階に分けるとグズグズせずすぐに着手できるそうです。
大きな仕事もリスト化して小さく分けることにより、客観的に全体を俯瞰し取り組むべき項目が明確になるのでおすすめの方法です。
あなたの仕事をランク付けしよう
何かにとりかかる前に、じっくり考えて計画を立て優先順位を見極めれば、より重要なことをより早くやりとげることができる。
その仕事が自分にとって重要で価値があればあるほど、やる気が起き、グズグズしないでとりかかることができるからだ。
ランク付けについて、この本で紹介されている方法は「ABCD法」というやり方です。
まず、その日にやらなければいけない仕事のリストを作ります。
それぞれにA、B、C、D、Eというようにランク付けします。
Aは非常に重要でこれをしなければ重大な支障をきたすもの。
Bはあなたが“すべき”もの。だがしなかったからといってそれほど大変にはならない。
Cは“したほうがいい”が、しなくても何ら影響がないもの。
Dは他の人に任せてもよいもの。
私は個人事業主として独立してからこの方法を実践していますが、次に何の仕事に着手しようかと考える時間ロスがなくなり、すぐにやるべき事に集中できますよ!
デスクの上を片付けることから始めよう
もたついたりせず、より多くの仕事を手早くやるには、前もって必要なものをすべてそろえておくべきである。
十分な準備をするということは、銃なら撃鉄を引いた状態、弓なら矢をつがえた状態にするということだ。あとはとりかかるだけである。
これは申し分ない食事の用意ができたようなものだ。テーブルに料理を全て並べ、それから一品づつ食べていくわけだ。
最近はノマドワーカーの人も増えていると思いますが、「これだけあれば仕事ができる」という状態を常に作っておくことでどこでも仕事ができてはかどりますよね。
私の場合は自宅で仕事をすることが多いですが、文房具など仕事で必要なアイテムをかなり絞りこんでいます。
カフェでの作業は散らかさないように気を使いますが、自宅の場合はアイデアメモなどが机の上がつい散らかってしまうのが難点ですね。
グズグズせずに困難な仕事にすぐにとりかかる為には、仕事に向き合う環境をしっかり準備しておく事が重要です。
(まとめ)うまく時間を使うことは身につけられる技術である。
人生の成功の95%はいかにうまく時間を使うかにかかっている。
優先順位をつけグズグズせず、最も需要な仕事にとりかかる週間は、精神的な技術であり、繰り返し実践することで身につけることができる。
いったん習慣として身につけば、自動的に容易に行えるようになる。
仕事が立て込んでいると忙しいと言ってしまいますが、個人事業主やフリーランスとして仕事をするのであればスケジュール管理は必須ですね。
時間管理が苦手な人もいると思いますが、「身につけることができる技術」とこの本では説いています。
本に書かれていることはシンプルで実践しやすい内容なので、忙しい人にこそ読んで欲しい本ですね。
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