名刺スタイリスト(名刺専門デザイナー)のクボです。
今回はくまもんも手がけた小山薫堂さんの名刺がカッコイイのでご紹介します。
小山薫堂さんの著書「考えないヒント」という本から名刺に対する思いが伝わってきます。
名刺デザインに参考になると思いますので、抜粋してみました。
▼小山薫堂さんの書籍「考えないヒント」
小山薫堂さんの笠智衆に書いてもらった名刺
名刺は、小山薫堂さんが仕事をしていく上で、とても大事にしているものの一つです。
受け取る側の印象はもちろん重要ですが、それ以上に大切なのが、名刺をあげるほうの気持ち。
いい名刺をもっていると、胸を張って出したくなる。
小山さんは二十代の頃から笠智衆さんの書による名刺を使っています。
ずっと笠さんの大ファンで、名刺が必要な時には笠さんに書いてもらおうと大学一年のときから決めていたそう。
放送作家の仕事をするようになって、番組のオープニングに笠さんの自筆のタイトルを使おうと提案して、そのときに一緒に小山さんの名前も書いてもらったそうです。
今でも、新しい人に名刺をあげる時には誇らしい気持ちですし、笠さんの書に恥じない仕事をしなくちゃいけないという思いも出てきます。
それで日光金谷ホテルでも名刺を使った意識改革をやろうと思いつきました。
※日光金谷ホテルは小山薫堂さんか顧問をされているホテルです。
いい名刺をもっていると、胸を張って出したくなる
私は名刺デザイナーとして、「胸を張って名刺を出したくなる」という所が大事だと思っています。
名刺は渡さなければただの紙です。机の中にしまっておいても全く意味がありません。
渡してこそ初めて名刺としての効果があります。
社員が名刺を自信をもって渡す事ができれば、あたらしい仕事や依頼にもつながります。
味気ない名刺だと社員も渡そうという気持ちにはなりませんよね。
渡す人も受け取る人も気持ちが良くなる名刺デザインを作っていきます!
今回は「小山薫堂さんの名刺がカッコイイ!」についてご紹介させていただきました。
広島の名刺デザイナー「名刺スタイリスト」の久保でした。
▼小山薫堂さんの書籍「考えないヒント」
▼小山薫堂さんの発想のヒントとなる書籍「もったいない主義」もおすすめです。
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